男性の乾燥肌に劇的効果!?オイルでスキンケア

男性の乾燥肌対策にも効果的!~オイルでスキンケア~


最近よく耳にするオイル美容。テカテカしたり脂っぽいのが気になったり、男性の場合は、「顔にオイルはちょっと…」と敬遠する気持ちもわからなくもないですが、実はそんな男性のケアにこそ、オイルは取り入れるべきなのです。テカテカの脂性肌も、実は肌の乾燥が原因になっている場合があります。

肌は乾燥すると、潤おうとして皮脂をだします。これがTゾーンのテカリや肌のべたつきとなり、自分が脂性肌だと勘違いしてしまう方がいるようです。乾燥が原因で脂っぽくなってしまっているだけで本当は乾燥肌なのに、脂性肌用のケアをしていては悪循環です。
乾燥肌の方はもちろん、脂性肌の方もぜひオイルを試してみてください。一口にオイルといってもいろんな種類があり、それぞれ使い方が違います。今回は主な美容オイルの種類とおススメの使い方についてご紹介します。

■ホホバオイル


まずはホホバオイルからご紹介します。数多い美容オイルの中でも一番万能で、比較的手に入りやすいオイルです。保存方法や、使用方法も簡単なのでオイル初心者にはぴったりです。ワックスエステルという成分が入っていて、これが人の肌にも含まれている成分であるため、非常に肌なじみがよく、全身に使えます。酸化しにくく、あまり気を遣わなくとも長期保存できます。注意点としては成分上、10℃以下の環境においておくと固まります。真冬は、気づくと固形になってしまっていることがあるので、温めて液体に戻してください。

◆特徴、効果
1、人の肌の成分に近い
2、どんな肌質にも合う
3、保湿力が非常に高い
4、皮脂バランスを整える

■アルガンオイル


アンチエイジングにいいとされているのが、アルガンオイルです。希少なアルガンという植物から、わずかしか採れないという貴重なオイルです。天然のビタミンEが豊富なため、シミ、シワ、そばかすに効果があります。肌が柔らかくなり、栄養分を吸収しやすくなるエモリエント効果もあり、肌質の根本的改善が期待できます。ヘアケア、頭皮ケアに使われることが多く、頭皮に数滴垂らしマッサージをすれば、男性の詰まりやすい毛穴の汚れが取れ、頭皮を健康な状態に保つことができます。

◆特徴、効果
1、アンチエイジング
2、保湿効果
3、肌のキメを整える
4、ヘアケア、頭皮ケアに向いている
5、エモリエント効果

■ローズヒップオイル


美容効果が非常に高いオイルです。名のとおり、ローズから摘出されるオイルで、希少価値が多いため比較的高価なオイルといえるでしょう。ビタミンCが豊富でアンチエイジングに効果があり、シミやシワなど肌の老化を防ぎます。非常に酸化しやすく冷蔵庫での保管が必須で、日持ちはしません。

◆特徴、効果
1、アンチエイジング
2、シミ、シワ等の肌の老化防止
3、酸化しやすい

■馬油


昔から、やけどや切り傷などの民間治療薬として知られています。刺激が少なくアトピーの症状緩和に用いられるほどで、やはり昔からあるものは安心して使えます。血行促進効果があるので新陳代謝がよくなります。また、筋肉痛の治りを早める効果もあるといわれています。肌がワントーン明るくなり、シミも薄くなります。人の皮脂と成分が似ているため、浸透力が高く、普段のスキンケアに取り入れやすいオイルです。スキンケアの最後にクリーム代わりに使うと、保湿効果が期待できます。

◆特徴、効果
1、保湿効果
2、刺激が少なく、アトピー肌にも使える
3、血行促進効果
4、殺菌作用

■スクワランオイル


鮫の肝油やオリーブなどの植物から抽出されるオイルで、もともと人の肌にも含まれる成分と同じなので、肌なじみがよく保湿効果も高いです。敏感肌の方でも使える、アレルギーの可能性が非常に少ないオイルです。さらっとした使用感で、オイルのべたつきが苦手な方にはおすすめです。

◆特徴、効果
1、人の肌成分に近い
2、敏感肌でも使える刺激の少なさ
3、さらさらしている

スキンケアオイルのおすすめ使用法


スキンケアに取り入れて保湿

肌とオイルは非常に馴染みやすく、相性がいいといえます。いつものスキンケアに取り入れることで、保湿効果をぐんとアップできます。スキンケアのあとでオイルを数滴馴染ませたり乳液に混ぜたりすると、化粧水、乳液をしっかり肌に閉じ込め、蓋をする役割をします。化粧水、乳液の効果がしっかり肌に入る手助けをします。オイルの中には、塗ったまま日に当たると日焼けを促進するものがあるので、日焼けしたくない方は、夜のスキンケアにだけ取り入れましょう。

ブースターとして

スキンケアの前にオイルを使うことで、スキンケアの効果が高まるという使い方です。ブースターとは、肌をやわらかくして浸透力を高めるというものです。お風呂上りの化粧水の前に、オイルを使い、それからいつもどおりのスキンケアをしていきます。まずオイルを馴染ませることで、肌が柔らかくなります。そのあとのスキンケアの効果を高め、毛穴の奥まで浸透します。化粧水の入りがぜんぜん違ってくるので、ぜひ一度お試しください。

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